お薬について

About medicine

お薬には、用途や目的に合わせて、色々な種類があります。
お薬を安全かつ効果的に使用するには、正しく用法用量を守ることが大切です。
 

お薬の種類|Kind of medicine

内服薬
内服薬のイラスト
粉薬(散剤・顆粒剤・ドライシロップ)
錠剤・カプセル薬・シロップ剤など
外用薬
外用薬のイラスト
軟膏・クリーム
貼り薬・点眼液・点鼻・点耳・吸入薬・坐剤など
 

正しいお薬の飲み方|How to medicine

タイミング
食前・食間・食後・頓服など、決められた時間を守りましょう。
胃の中に食べ物がない方が吸収されやすいお薬や、食べ物と一緒の方が効果的なお薬など、お薬は飲むタイミングによって効果が様々です。



決められた用量を守りましょう。自己判断で量を変えるのは避けましょう。



方法
コップ一杯の水またはぬるま湯で飲みましょう。お薬の種類によっては、水やぬるま湯以外の飲み物で服用すると、効き目が弱くなったり、効きすぎたりすることがあります。
少量の水(またはぬるま湯)や唾液だけでお薬を飲む方がいますが、お薬が胃や腸に届いて、溶けて吸収されることが大切ですので、「最低コップ半分以上の水またはぬるま湯」で服用してください。



期間
指示された期間は飲み続けましょう。治ったてきたからと自己判断で服用を止めないでください。服用を中止したいときは、必ず医師・薬剤師にご相談ください。



飲み合わせ
一緒に飲んではいけない薬・食べ合わせが良くない飲食物などがあります。
・複数の医療機関から処方されたお薬を服用している方
・市販薬や健康食品・サプリメントを利用している方
医師・薬剤師にお伝えください。

 

ジェネリック医薬品について|About generics

厚生労働省の承認を得た、新薬と同じ有効成分を含むお薬です。
新薬の発売後、数年以上経って開発されたジェネリック医薬品は、味や大きさ・飲みやすさなど改良をしたものも多くあります。
低価格で自己負担を軽減 ジェネリック医薬品は新薬の特許が切れてから販売する為、開発にかかる研究費・開発費などのコストが抑えられ、新薬に比べて2~7割ほど安く提供できます。


ジェネリック医薬品についての説明

お薬手帳をご持参ください。|Prescription record

『お薬手帳』とは、医療機関で処方されたお薬の種類や、飲む量・回数・飲み方などが、記録されたものです。
複数の医療機関を受診する時や、転居した時など『お薬手帳』があれば、自分のお薬の情報を正確に伝えることができます。

また、お薬手帳を持参すると医療費が安くなるケースがあります。
薬局で薬を調剤してもらう際に「薬剤服用歴管理指導料」というものが発生します。
2022年10月に調剤報酬改定により、お薬手帳を持参すると管理指導料が450円、持参しなかった場合は590円かかることになりました。
医療費の自己負担が1割の場合は10円、3割の場合は40円の差額が生じる計算です。 おくすり手帳のイラスト